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出張専門鍼灸マッサージ院あまんゆリラックス の日記

月経痛における漢方薬と鍼灸治療

2011.06.14

月経は生理周期の最後に妊娠が無いと,子宮内膜が剥がれ落ちる事で起きます。
この子宮内膜からは月経時,プロスタグランジンと言うホルモンが分泌され,その結果月経血が子宮からあふれ,内膜を剥がし落とそうと子宮はよじれる運動するのですが,このホルモンは痛みを発する物質でもあるのです。
ですからこれが過剰に分泌される人や子宮内膜が月経時に上手く剥がれ落ちない人は,余計に痛い思いをするのです。
出産時に子宮を収縮させ陣痛を引き起こすホルモンでもあります。また風邪の時には全身的に作用して身体の節々に痛みをもたらしたりもします。 この様に,身体の器官を収縮させ痛みを引き起こす作用があるホルモンを子宮内膜は作り出します。
もし子宮内膜症や子宮筋腫があれば,その分内膜は肥厚して,よってプロスタグランジンの産生量も多くなり,月経時の痛みは過酷になります。
こうした疾病は漢方や鍼灸治療の適応外ですので,適切な医療を受診しなければなりません。 器質的な問題の無いケースでは,まず取り組むべきは生活態度の改善です。
充分な睡眠を取り,偏った食生活を改め,身体の冷え,特に下半身の冷え対策を講じるべきです。
その為には平時の体温を上げる為の適度な運動が勧められます。体を動かせば体温のみならずその他体調管理も容易になるでしょう。
特別な事をする必要は無く,うっすら汗ばむ程度の作業を日常に取り入れられれば結構だと思います。 機能性月経痛に東洋医学が貢献できる余地は大きいと言えます。
試してみたいのは漢方薬です。体への負担が少なく,保健を使えば比較的安く継続的な服用が可能です。飲みやすい「ツムラの顆粒剤」などが薬店で求められるので,試しに一度使ってみるのもいいと思います。
体が弱いと自覚のある女性,疲れ易くて冷え性で浮腫みがちな方,貧血のある人,または妊娠中の方には「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」がお勧めです。
この漢方剤は血の巡り促し,体の水分を調節する働きがあります。お腹にやさしく,使ってみて胃が渋る・・・なんて事もありません。
比較的体力はあるけどイライラしたり不眠や肩こり,高血圧や火照りなどの症状のある方には「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」が適しています。
この漢方薬も血を巡らせ浮腫みを取る働きがあり,またあるタイプの更年期障害にも効果があります。 鍼灸治療では漢方薬と同じく血を巡らせ水分代謝を促す穴(つぼ)を効果的に使って,同時に体調を整える為に交感神経と副交感神経の調和を図る刺鍼を行ないます。
間接的な治療法ではありますが,鍼灸治療は「不足を補い,過剰を取り除く」を基本理念とし,患っている方の体調を整え,抵抗力のある体に導くのを目的とします。

出張専門鍼灸マッサージ院あまんゆリラックス
TEL.090-4063-7815

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